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      更新日:2024年7月01日
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      キヤノン社・ローランド社製ミリングマシン対応・ハイブリッドレジン適応
      【 CAD/CAM冠用ミリングバー 】

      こんにちは。新人のマイヤンです。(※スタッフの名前は、ニックネームで記載しています。)
      2022年3月発売開始のP.D.R.オリジナル商品の「キセキ」と、2024年2月発売の「カミワザ」は、工業界で老舗の総合工具メーカーの「株式会社不二越」と共同開発したCAD/CAM冠用ミリングバーです。
      この記事では、高い切削力と耐久力のヒミツをメーカーの方に聞いてきました。

      一番の理由はガスから作る
      クリスタルダイヤモンドコーティング

      ★https://shop.pdr.co.jp/d_images/parts/231011_kiseki_03.gifの画像

      ダイヤモンド膜の生成方法
      ミリングバーのダイヤモンドコーティングはフィラメント法とよばれる方法で製造されます。
      フィラメント法とは、メタン(CH4)などの反応ガスと水素・炭酸ガスなどの還元ガスを、高温のフィラメントに通過させながらバーに吹き付けることで、ダイヤモンド膜を生成する方法です。(ガスと熱でダイヤモンド膜を作っているなんて、びっくりしました!)

      ★https://shop.pdr.co.jp/d_images/parts/231011_kiseki_02.gifの画像

      ダイヤの粒の大きさが違います!
      P.D.R.オリジナルミリングバー「キセキ」「カミワザ」は、クリスタルダイヤモンドコーティングという不二越独自の加工が施されています。
      従来のコーティングよりもダイヤの粒を大きくして摩耗しにくくしているので、たくさん削っても適合が良好な切削物が作れます。

      たくさん削ってみました!特集記事はこちら

      切削力と耐久力のヒミツ

      ★https://shop.pdr.co.jp/d_images/parts/231011_kiseki_04.gifの画像

      クリスタルダイヤモンドコーティングは、多結晶の人工ダイヤで、割れにくい性質があります。ミリングバーはダイヤではなく超硬合金の「刃」で削るので、ダイヤモンドコーティングはあくまでその刃が摩耗しないよう守るための被膜だそうです。

      一方、鉱物の天然ダイヤモンドは単結晶で、一方向に割れやすい性質があります。天然のダイヤモンドを使ったバーは、ダイヤモンドが割れることで鋭利さが復活して、よく削れるバーになります。
      同じ「ダイヤモンド」でも、役割がぜんぜん違うことに驚きました。

      まとめ
      「ミリングバーのダイヤモンドコーティング」という工程は外注するか、自社で行う場合も機械は他の会社から購入したものであることが多いそうです。
      しかしキセキとカミワザを作っている大手工具メーカー「株式会社不二越」は、自社でその機械から製造している上に、コーティングに独自の特許技術も持ち合わせています。技術力の高い老舗メーカーです。富山県民なら名前を知っている馴染み深い企業なので、同郷として誇らしい気持ちです!
      (P.D.R.スタッフ/マイヤン)

      株式会社不二越の工場見学の話はこちら


      この記事の商品はこちら

      キヤノン社・ローランド社のミリングマシンに対応!
      不二越の「クリスタルダイヤモンドコーティング」で高耐久性を実現したP.D.R.オリジナルのCAD/CAM冠用ミリングバー。