重要
グローブ価格改定(値上げ)に
関するお詫びとお知らせ
2026.04.13
いつもピーディーアールをご利用いただき、誠にありがとうございます。
現在、中東情勢の影響を受け、グローブの仕入価格が急騰しております。
滅菌バックやマスク等、他製品も仕入価格の上昇は起きていますが、特に顕著なのがニトリルグローブです。ニトリルグローブの供給逼迫により、ラテックスグローブの需要も高まっているため、ニトリル、ラテックス、双方のグローブで値上がりが続いております。値上げ幅は一定ではなく、日を追うごとに上昇幅が大きくなっています。この上昇具合が続くと、5月の仕入価格は以前の2倍以上になる可能性もあります。
一時的な変動であれば弊社でコストを吸収してまいりましたが、弊社単独で吸収可能な範囲を超える見通しとなっております。
つきましては、誠に心苦しい限りではございますが、4月後半入荷分より、ニトリルグローブおよびラテックスグローブの販売価格を順次値上げをさせて頂きたくお願い申し上げます。
弊社の最大の責務は「供給を止めないこと」にあると考えております。まずは商品の確保を最優先とし、メーカー側の値上げを受け入れ、皆様への供給を維持することといたしました。
なお、仕入れ価格が下がり次第、販売価格にも迅速に反映(値下げ)いたします。
値上げ値下げ共に価格改定の日付は現時点では未定のため、お問い合わせいただいてもお答えできませんが、価格改定の際にはFAXやオンラインショップにてご連絡いたします。
何卒ご理解の程よろしくお願いします。
※なお、既に予約確定されている分については旧価格のままお届けいたしますのでご安心ください。
詳細: グローブ価格高騰の背景について
2月末から中東情勢の悪化を受け、一部のグローブメーカーは値上がる前の原料を確保しているのにもかからわず、3月製造分からの即時値上げを発表しました。
これは便乗値上げとも取れますが、そうではありません。これから原料価格が大幅に値上がることを予見し、その値上がった原料を買うための原資を確保する意図がありました。
ホルムズ海峡を通る原油は世界の20%程しかないと思われていますが、石油は需要と供給の誤差が数%で推移しているため、この20%はかなり影響をもたらす数値となります。さらに原油施設というものはすぐに増設して生産量を拡大できるものでもないようなので、本当に世界から20%の原油がなくなるということになります。そのため、メーカーは近い将来「他業界との原油の取り合いになる」と読んだのでしょう。
そのための原資を蓄えることは経営判断として合理的ですし、理解できるものだと思います。
ちなみに、弊社と取引のあるグローブメーカーはギリギリまで値上げをせずに耐えてくれました。そのため本日までの入荷は旧価格で仕入れることができています。
通常、グローブメーカーは原料メーカーと購買契約を結びます。内容は企業によって異なりますが、「年間でこれだけの量をいくらで買う」といった内容です。この契約は原料メーカーにとって生産スケジュールを立てやすく、便利なものですが、反面デメリットもあります。まさに、今起こっている不測の事態が起こることです。原油が急激に高騰すると、原料メーカーは赤字でずっと原料を生産することになってしまいます。
そのため、戦争や天災といった、一企業ではコントロールできない外部環境の変化があった場合は特例措置としてその契約を不履行にできる条件をつけてあります。これを不可抗力宣言(フォースマジュール宣言)といい、3月にすでに原料メーカーが発動しております。
これにより、各グローブメーカーは原料メーカーからスポット価格での購入を余儀なくされました。もちろん、グローブメーカーは購入を拒否することができますが、その場合は他の誰かが買うだけだそうです。
どのグローブメーカーも一致団結して、誰も買わなければ価格が下がるだろうと思うのですが、その場合は他業界が原油を買います。つまり、買わないという選択肢がグローブ業界にはありません。
このような背景も有り、ホルムズ海峡の封鎖が解かれ、原油の供給が元に戻るまでは価格が上昇し続けると思われます。
現在弊社が協業しているグローブメーカーとは長年の取引があり、信頼関係があります。彼らは不当な値上げは要求せず、原料上昇分の要求という、必要額のみ値上げの連絡がきています。必要最小限の値上げ幅ですがその幅は非常に大きく、既に弊社単独では吸収しきれない額となっているため、値上げ分の一部ご負担を、お客様にもあらためてお願いさせていただきますこと、何卒ご理解の程よろしくお願いいたします。
いつ値下がるのか
主要グローブメーカー3社に、「仮に今日時点で即時停戦がなされ、ホルムズ海峡の往来が完全に正常化した場合」の原料価格の予想についてヒアリングしました。
各社予想
- A社: ニトリル原材料の供給が元に戻るのは早くて3ヶ月。それまでの間、価格は緩やかに下落していくだろう。
- B社: ニトリル原材料の供給が元に戻るのは早くて6ヶ月。それまでの間、価格は緩やかに下落していくだろう。
- C社: ニトリル原材料の供給が元に戻るのは早くて9ヶ月。それまでの間、価格は緩やかに下落していくだろう。
下落予想については一致していますが、時期の予想は各社で異なります。
なぜなら、仮に即時停戦がなされ、ホルムズ海峡の往来が復活したとしても、破壊された原油施設や精製施設の復旧に時間がかかるから、という理由があるとのことです。
この復旧についての予想が難しく、各社の想定が一致しないものと思われます。
お客様へのお願いとご案内
弊社のグローブの在庫も徐々に減ってきております。
グローブの入荷状況・価格・数量制限については、いつも弊社でグローブをお買い求めくださっているお客様から優先的に、FAXまたはメールでご連絡いたします。
弊社からの連絡を受信できるよう、今一度設定をご確認いただきますようお願いいたします。また、現在もなおご注文やお問い合わせが殺到しており、お電話が大変繋がりにくい状況です。オペレーターの処理能力も限界にきております。
つきましては、FAXでご注文いただいた際、もしご注文時に該当商品の価格改定があったとしても個別のご連絡はいたしかねます。いつものサービスレベルを維持できず誠に申し訳ございません。
オンラインショップには、常に最新価格と数量制限について表示しておりますので、ご注文前にご確認をお願いいたします。
ログイン後、トップページの「グローブのご購入はこちら」から進んでいただくと、在庫と価格が表示されますのでご確認ください。
皆様には多大なご不便をおかけしますこと、深くお詫び申し上げます。
お客様が安心して歯科医療に専念できる環境を支えられるよう、従業員一丸となって努めてまいります。
何卒ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
株式会社ピーディーアール