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    更新日:2024年7月01日
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    1988年発売!人気のFG用ダイヤモンドバー「ニーズ」

    天然ダイヤモンドで切削力を追求

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    ダイヤモンドバーに使用するダイヤモンドには「天然ダイヤモンド」と「人工ダイヤモンド」があります。
    天然ダイヤは使用に応じて徐々に欠けていき、欠けるたびに新たなエッジができるので、高い切削能力が維持できます。しかし、ダイヤの粒の大きさにバラツキがあるため、品質を安定させるには技術が必要です。

    一方、人工ダイヤは大きさが均一なので、品質が安定しやすいのですが、ダイヤが摩耗して丸くなっていくので、切削能力が徐々に落ちていくデメリットもあります。
    ニーズは切削力を追求するために「天然ダイヤモンド」を使用しています。

    職人技の電着技術

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    ダイヤモンドは軸に電着で固定されています。
    電着とは、液槽のなかで電流を流し、ニッケルを用いてダイヤモンドを表面に固定する技術です。
    パウダー状の細かいダイヤモンドの砥粒(とりゅう)を均一に高密度に固定できます。

    このとき、ニッケル層が厚いとダイヤモンド部分の露出が少なく切削能力が落ちてしまいますし、逆にニッケル層が薄くてもダイヤモンドがすぐに脱離してしまいます。

    ダイヤモンドを最適に露出させる絶妙なニッケル層の厚さは、その日の気温、湿度、流す電流の強さや時間によって決まるため、この調整技術はまさに職人技です。

    「P.D.R.オリジナル商品」第1号です

    ★https://shop.pdr.co.jp/d_images/parts/231011_diamond_02.gifの画像

    創業当初、若かった社長の仲谷(なかや)が初めて行ったIDS(インターナショナルデンタルショー:2年に一度ドイツのケルンで開催される世界一大きなデンタルショー)で出会い、そのままスイスの工場を訪問して、取扱いが始まりました。

    現在はオーナーも変わり、工場はドイツに移りましたが、当初からの担当の方と仲良く取引を続けています。長い付き合いなので他の企業が言わないような細かな申し入れにも、対応してくれています。
    むしろP.D.R.の指摘は他のどの国より細かいが、勉強になると言ってくれる頼もしいメーカーです。

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    工場は撮影NGだったので写真がありませんが、工場のあるドイツの田舎町はかわいい町並みでした。

    スタッフより

    2023年3月に開催されたIDS(2年に一度ドイツのケルン・メッセで開催される「世界最大の歯科の祭典」と呼ばれている大規模な展示会)に参加した際に、「ニーズ」の工場見学も行ってきました。
    その時、メーカーの方が「以前工場に来た仲谷さんからもらったアイデアは今も続けているよ」と話してくれました。
    縁あって見つけることができたメーカーと、ニーズを愛用してくださるお客様がいたからこそ、今回工場を訪れる機会をいただけたのだと感謝の気持ちでいっぱいになりました。

    これからも販売企画として商品の魅力をお伝えできたらと思います。

    (販売企画/コマちゃん)