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TOP > ちょっとマニアックなグローブの話

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    2019年1月31日公開

    「グローブマニア」


    こんにちは。歯ブラシ担当のサクです。

    今回はグローブ担当のシミちゃんから聞いた「グローブの話」をご紹介します。

    一般的にグローブは厚いよりも薄いほうが伸ばしやすいのですが、一概に「薄いほど伸びる」とは限らないのがグローブの面白いところです。素材は同じで、厚みが同じくらいのグローブを、同じくらいの力で引っ張ってみましょう。 「ノビッコ」「ボルク」を比べてみました。
      
    「ボルク」もよく伸びますが、「ノビッコ」は更に伸びます。ほぼ同じ厚みなのに、どうして伸びに差が出るのでしょうか。理由の一つは加硫促進剤です。
    グローブの原料はドロドロの液体です。それを固めると、私達がいつも目にするゴムの状態になります。この固める工程を加硫と呼び、固まる時間を短くするための添加剤が加硫促進剤です。大半のグローブには加硫促進剤が入っています。この加硫促進剤には、ラテックスグローブが持つラテックスアレルギーのリスクに比べればわずかですが、アレルギーリスクがあります。そのため、加硫促進剤が少ない(または不使用の)グローブは、肌により優しくなります。肌への刺激を軽減するために加硫促進剤を減らして作ったグローブが、「ノビッコ」です。製造は難しくなりましたが頑張りました。また、加硫促進剤を減らしたら、肌に優しいだけでなく、柔らかくて、よく伸びるようになりました。更に、加硫促進剤が少ないグローブは、汗で変色しにくいメリットもあります。




     
    では、加硫促進剤が入ったグローブは駄目なのか。いえいえ、そんなことはありません。加硫促進剤を入れるとゴムは強くなります。加硫促進剤を使っている「ボルク」は丈夫で破れにくいのです。
       



      
    肌に優しく、よく伸びる「ノビッコ」。丈夫さと伸びやすさをバランスよく兼ね備える「ボルク」
    それぞれの長所があるグローブを、ぜひお試しください。    

       



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